肺がんおじの闘病日記

まだ40代。負けるわけには行かない。

入院治療始まる

数日後の入院が決まり、それに向けて準備しなければならない。今はコロナの影響でどこの病院でも面会を禁止している為、身内に頻繁に着替えや必需品を持って来てもえない。と言っても彼女と姉は県外在住、母は70半ばで車の免許も持っておらずバスや電車、そして歩きに1時間以上もかかり負担が大き過ぎる。ハナから荷物運びは無理だ。2ヶ月近く入院予定なので、荷物はそれなりの量になってしまった。ボストンバッグひとつでは入りきらないので以前出張用に買ったコロ付の大型バッグに詰めたがこれでもパンパン。テレビに出てくる収納名人の奥様やったらこんな時でも完璧丁寧に詰め込むんだろうな。全部詰め込んでからふと、こんなん病室に入るやろかと思いネットで検索する。長期入院の人はスーツケースで行く人も多いというので良しとしよう。ていうかボストンバッグでは持ちきれないだろう。

 

当日、当然ながらバスと電車に乗って行くつもりをしていたが、義理の兄が仕事を休んで送ってくれるらしい。姉夫婦は県外に住んでいるが私のために前日実家に泊まり翌朝送ってくれるとのこと。ほんとにありがとうございます。こんな荷物持って通勤時間帯にバスや電車乗ったら身動き取るのが大変なのは容易に想像できる。

 

病院まで車だと1時間位で着きます。まずは入院前のコロナの抗原検査。鼻の奥深くに綿棒を突っ込まれる嫌なヤツ。ゴボゴボとしばらく不快でしたがしょうがない。結果が出るまで1時間以上待機してくださいとのことでしたが、結局2時間近く待って呼び出されその後、今度は入院受付で1時間位待つ。なんやかんやで部屋に通され一息ついて時計を見ると13時頃。結果、病院着いてから3時間経ってるではないですか。誰が悪い訳ではないですがもっとスムーズにことが進まないかなぁ。今回はコロナが一番悪いんですけどね。

 

到着後、遅めの昼食が出されその日はx線写真と血液検査だけ行いました。明日からいよいよ、放射線抗がん剤治療の始まりです。主治医の先生が入院部屋まで来てくれて、ちょっとした激励をしてくれました。

 

その晩、頑張るぞと気合いを入れたのもつかの間、心配の方が勝って全然眠れなかったのでした。